一人かもしれない

一人旅の記録

和歌山に行ってきた【友ヶ島&和歌山城】(その1)

1泊2日で和歌山へ行ってきました。

和歌山といっても目的は白浜とか高野山ではなくって「友ヶ島」です。

友ヶ島は旧日本軍の要塞施設の廃墟が残る島らしく、

「島」とか「軍」とか「廃墟」とかいうワードに心をくすぐられて

いつか行こう!と思ってたのです。

 

南海電車紀ノ川駅加太線へ乗り換え、終点の加太駅を目指します。

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思えば、関空よりも南側へに鉄道で向かうのは初めてなのでした。

南といっても加太や和歌山市街地があるのはかなり大阪寄りです。

地図をみたら白浜とかはさらにもっと南にある。

和歌山県はその印象とはうらはらに面積デカいのです。

 

しかしまあ、大阪南部~和歌山へとみるみる田舎になっていく景色にわくわくします。

車両内では地元の学生さんが多くて、

どうかたくさん勉強してたくさん遊んで、未来の日本を支えてくれ、と願いました。

 

道中、なんばあたりから派手なバカンスギャル2人組とずっと電車が一緒で

ああいう人も軍事要塞の廃墟が好きなのかなーと思ってたら

サーファーだらけの浜の駅で降りていきました。

 

 

加太駅に着いたよ

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めちゃくちゃのどかな駅です。田舎です。

無人駅とかだとどうしようかと思ったけどちゃんとイコカも使えました。

駅員さんはかなりさわやかに歓迎してくだすった。

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こんなのもありました。

船が出るだけの港の駅かと思いきや、周辺には旅館なんかもあって

ようこそ観光客って感じの駅でした。

 

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友ヶ島への船がでるところまで駅から20分くらい歩きます。

 

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ええ感じの銭湯。

 

 

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ポスターの「爆笑お笑いフェス」は残念ながらもう終わってるやつだった。

 

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住宅街を抜けていきます。

曲がり角が多くって迷子になりそうだったので

早足で前を歩くグループを見失わないようにしてついていきました。

 

ほんで、 

着いた!

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9時の1便でしたが5分前くらいには売り切れてました。

船は100人乗りらしいですが満員です。人気あるみたいです。

けっこう若い人も多くっておばちゃんグループや

キャンプに行く風のファミリーなんかもおります。

しかし女一人は私だけだったかも。

 

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いってきまーっすぇ

 

パンフレットをもらったので島の予習をしていると。

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トモガシカさん。

語尾が「トモ!」だなんて強引。

体つきもいろいろとコワい。

 

20分くらいで友ヶ島沖ノ島)に着きました。

実は「友ヶ島」というのは沖ノ島とか4つの島の総称らしいよ。

 

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 わくわく。どんな島かな

 

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上陸しました。

こんにちは。ともがしま。

 

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上陸してすぐにこれみよがしにこんな看板があるのですが。

ここに載っている四つのお店、全部営業してません。

海の家と友ヶ荘以外はずいぶん前に廃業した風な廃墟だったし。

なんでこの看板残してるんだろ。

 

島には自動販売機があるだけで食事できるところや売店は見当たりませんでした。

夏休みシーズンに入ると臨時営業するのかもしれん

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島内はこんな感じ。

 右側(西側)は有名な第3砲台跡や灯台、大展望台なんかがあります。

左側(東側)は第4砲台跡や潮が引いたときに渡れる虎島なんかがあります。

 

とりあえず、メジャーそうな右側のエリアから回っていくことにしました。

 

 

さっきの看板にもあった「旅館友ヶ荘」が桟橋の目の前にありました。

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レトロでかわいい。このフォント、ずっと守り抜いてほしい。

カップヌードルの湯についての注意書きの方が目立っていますが

休業中みたいです。あっさり張り紙がしてあります。

夏休みとかはやってるのかなあ。

 

隣にはなぜかリスが餌付け?されていた

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なんかちょろちょろ動いてるなーと思ったら

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リス! 

近寄るとちょろちょろ逃げられて写真うまく撮れなかったよ

 

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 海が青いです。 

 

鳥居があって、階段上に神社があるみたい。

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まだまだ元気があったのでのぼってみた。

 

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 けっこう高いよ

 

 

海岸沿いを歩きていきます。

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 へたくそなしゃしんだ。

 

 

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廃墟 ?ここはたぶん民宿かなんかだったのかなあ。

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 カーテンとか残ってるのが生々しい。

 

海の家です。

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ここは現役の唯一の宿泊施設でもあって、

キャンプにきた子供たちが走り回っていました。

子供のときにこんなとこ来たら楽しくてしゃーないだろうな。

ちょっと怖いけど。

 

山道になってきました。

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なんだか友ヶ島っぽいよい雰囲気になってきましたよ。

 

なんかの廃墟を発見しました。

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廃れっぷり、はんぱないです。

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実はここが「第5砲台跡」なのかなと思ってたんですが

後から違うことに気付きました。

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隙間からのぞいてみたけど中はよく見えない。

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木がぐるんぐるんなっててスゴイ。

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このくるんくるんなった木が友が島には山ほどありました。

 

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「第5砲台跡」を見たつもりになってしまったわたしは

海岸沿いの道に戻ってきました。

 

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こんな道をぐいぐい進みます。

暑くなってきた・・・

 

 

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民宿跡です。やっぱりもうやってません。

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 ぷらーん

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有料脱衣場とコイン式ホットシャワー。

無料では使わせませんというスタンス。

 

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ああ。なんか悲しい。

こういう旅館ぽいところが何か所かあったってことは

以前は海水浴に来る観光客なんかで観光地としてもうちょっと栄えてたんだろうか?

 

 

「第2砲台跡」がでてきました。

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でかい。

ほかの砲台跡とちがい、海岸沿いの目立つところにそびえたっております。

危険なので中には入れません。

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入ってみたいような、みたくないような。

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蔦がからみつく。

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終戦後、爆破処理で壊されたそうです。

盛大に崩壊したがれきがそのまま残されています。

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よく見たらうしろっ側がボコっとかけている

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なんか赤レンガのがれきと蔦の緑が美しくって

造りものみたいです。

青空との対比がいいなあ

 

そのあと、

山道を登って灯台にたどりつきました。

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でか!近!

うまく写真におさまらなかった。

この辺から暑くてもうへとへとになってきたのです。

写真を撮り直すのもめんどくさくなっていたのです。

 

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灯台の近くにある広場。子午線広場?そのあたり。

高台までのぼったので見晴らしがいいよ!

向こうに見えるのは淡路島かもしれない

 

「第1砲台跡」は立ち入り禁止でよく見えなかった

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下に降りてまわってみると意味ありげな柵があった。

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こわい。何かが幽閉されてるみたい。

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雰囲気あるなあ。

 

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さっきから赤レンガと木漏れ日がそそる。

 

次はメインの「第3砲台跡」をめざして山道を登ります。

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シダ植物が茂っていてジュラ紀みたい。

 

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晴れた日に来れてよかった。

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おじさんに「一人なの?気をつけてね」と声をかけられました。

ずっと無言だったので話しかけられるとちょっとうれしい。

 

大展望台にたどり着きました。

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ポコっとある島は、神島。

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さっき行ってきた灯台があんなところに!

 

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日陰でしばし休憩して体力を回復させました。

この季節だとまだ日陰は涼しいです。

真夏だときっついだろな

 

「第3砲台跡」です。

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なんかここはもう、迷路みたいになっててすごかったのです。

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神秘的だなあ

勇気を出してじめっとした階段を降りていきます。

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どきどき。

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通路があり、地下を通れるようになっていますが、

中はかなり暗く、肉眼だけでは何にも見えません。

スマホのライトでおそるおそる前へ進む感じ。

しかも地上はあんな暑かったのに急になんか寒い。

 

一人で進むのはけっこう勇気がいります。

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振り返ると木漏れ日になんだかほっとする。

 

通路がまっくらなのは突き当たりが階段で

光が全く入ってきてないからでした。

階段を上り、光のある方へ進むと砲座があります。

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うーん。

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なんというか、人工物が自然に飲み込まれてるこの感じ。

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しかもその人工物は大砲を置くための砲座やなんかで

戦を連想させるとこがまた胸をきゅんとさせる

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なんとも郷愁。

 

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こういうトンネルづたいに4か所の砲座が並んでます。

 

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どうです、すごいよこの雰囲気。

 

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煉瓦をおおう自然。

 

なんだか、べたすぎてあんまり言いたくなかったけど

ほんとにラピュタみたい。

これまで何度かいろんなものを見て

「わーラピュタみたい」という感想をいったことがあるけど

この島は今までにみたどの場所よりもラピュタっぽかった

 

さらに進むと、「弾薬支庫」です。

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ぶれてるけど・・・弾薬支庫。

 

反対側からの様子。

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この構図、みたことある。

ああ、友ヶ島に来てよかった。

実際にみると迫力が違います。

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けっこう他にも観光客がいます。

一人きりだと怖くて歩けなかったとおもう。

 

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トンネル。

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何やら建物。

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将校宿舎跡だそうです。

 

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歴史を感じるなあ

 

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また山道になりました。蚊が多い!

 

探照灯跡」です。

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中は怖くて入れなかった。

ここは一人っきりだったのでなんか怖くなって足早に道を引き返しました

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山道を下っていきます。

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こだまが出そう。

 

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ふー、桟橋に戻ってきました。

 

ここで島の西側半分は終了。

東側もぜひともまわりたかったんですが

体力的にも胃袋的にも限界が近づいており

今回はあきらめてしまいました。

 

一日中歩きまわれる体力がほしい。

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神島、近づいてみたかった。

あと東側には「第4砲台跡」もあったんだった。

がんばっていけばよかった。ちょっと後悔。

まあ見てないところを残しとくぐらいのほうが

次回また来た時に楽しめるしね!

 

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桟橋ではおじさんが半裸で釣りをしていて真っ赤っかになっていた。

このへんは釣り人が多いのです。

 

そうこうしているうちに帰りのフェリーがやってきました。

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ばいばい友ヶ島

噂どおりの素敵な無人島でした。

行けてないとこもあるし、また来ようっと

 

 

そして、また加太に戻ってきました。

 

加太には人形供養で有名な淡嶋神社があります。

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なんとなく中の写真は撮らなかったけど、

たっくさんの人形やら置物やらが並んでおり不思議な雰囲気でした。

 

人形供養のほかにも子授けや女性の婦人病の病気回復なんかでも有名らしい。

わたしも子授け祈願しようと思ったけど

何か違うってことに気づいて、違う祈願をいたしました。

 

鳥居のすぐそばには、お食事処のお店が3軒並んでおります。

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真ん中のお店がやたら混んでいましたが

私は席が空いていた端っこのお店へ。

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なんか貝の焼いたやつをいただきました。

うまーーー。生中もサイズでか!

飲むの照れるくらいでか!

お店のひとも感じがよくってよいお店でした。

 

加太駅まで戻ります。

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ええ感じの煉瓦の建物あった。

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行きとおんなじのどかな電車で和歌山市駅まで向かいます。

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 加太は古くからのお店や建物なんかも多くてゆっくりしたまちでした。

旅館みたいなとこも何か所かあってゆっくり泊まるのもよさそう。

ただ、旅館は一人客はあんま受け入れてくれないみたい

 

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がたごと

 

 

和歌山市駅に着いたよ

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立派な駅!入りきらんかった。

しかし、立派な駅とはうらはらに

和歌山市駅周辺はけっこう何にもなかったのです。

 

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昔、JRの和歌山駅のあたりには来たことがあって、

JR駅周辺があんまり何にもなかったもんだから

南海の和歌山市駅が和歌山の中心なんだと思い込んでいました。

 

どうやら違ったみたい。

和歌山市駅の周辺は繁華街って感じではなかったです。

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人がいない。

店があいていない。

「ぶらくり丁」っていう楽しげな名の通りのはずなんだけど・・・

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いや、楽しげなお店もあるんだけど!

興味は沸いたけど風俗的な香りがして近づけなかった。

スマートボールってパチンコみたいなやつのことなんね。

しらんかった。

こんなお店がこの平成の世にまだあったなんて、素敵。

 

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昭和なお店がたくさんあった。

良い雰囲気なんだけど心配になるほど人がいない。

 

和歌山、がんばれ。

 

せっかく和歌山に来たので夜はラーメン食べたよ

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たぶん、和歌山ラーメンだと思う。

おいしかった。

 

ホテルに泊まって、明日は和歌山城に行きます。 

おやすみー

 

つづく